禁煙の疑問Q&A

■禁煙の疑問Q&A

Q:禁煙したいのですが、もう手遅れですよね?
あなたが何歳でも、禁煙するのに遅すぎることはありません。タバコはやめたその瞬間から、あなたやあなたの周りに良い影響を及ぼします。
例えば、50歳までに禁煙したとすれば、その後15年間に死亡する確率は半減します。また、禁煙の効果は高齢になって禁煙した場合でもみられます。
そして、喫煙関連の病気(喘息・COPD)などの症状が現れてからでさえも、禁煙する事によってその予後は大きく改善します。
禁煙のメリットの一部をご紹介します。
禁煙直後
周囲の人をたばこの煙で汚染する心配がなくなる。
20分後
ニコチンが体内から排出され、脈拍と血圧は正常値に回復する。
8時間後
血中の一酸化炭素レベルが正常レベルに回復し、血中酸素濃度が正常化する。
気分が良くなり、顔色も良くなる。
24時間後
体内から一酸化炭素が排出され、肺にたまっていた有害物質が消え始める。
心臓発作の可能性が減る。
48時間後
ニコチンが体内から完全に抜け、味覚と嗅覚が平常に戻り、
末梢神経が再生し始める。歩行が楽になる。
2週間~3ヶ月後
血行が改善されて循環機能が良くなる。肺機能が30%よくなる。
9ヶ月後
スタミナが戻る気道の自浄作用がよくなり、感染を起こしにくくなる。
咳き込んだり、ゼーゼーいったりすることもなくなる。
1年後
禁煙により高まった虚血性心疾患のリスクが半減する。
2年後
心臓発作発症のリスクは、生涯タバコを吸わない人と同じになる。
5年後
1日1箱の喫煙者でも、肺がんのリスクは半減する。
10~15年後
種々の病気にかかるリスクが非喫煙者のレベルに近づく。
Q:禁煙できても、時間が経てばまた吸ってしまいます。
禁煙は一度で成功することはあまりありません。
平均でも3~5回チャレンジしているのが現状です。禁煙に成功した人は、失敗を重ねて、何度でも挑戦した人が大多数なのです。一度失敗したからと言って、一生禁煙できないということではありません。
また、禁煙仲間を作ることも成功率を高めるひとつの要素になります。ぜひ家族・友人をまきこんで何度でも禁煙にチャレンジしてください。
Q:ストレスがたまったり、悪影響にならないか不安です。
喫煙はストレス解消になりますが、喫煙自体がストレスになります。
「話が矛盾していますよ!」と思われていると思いますが、この話を理解することは、喫煙を理解する上で、そして禁煙をするためには絶対に必要なことなのです。
この内容は、無料メール禁煙講座でも詳しく話していますので、ぜひ登録して疑問を解消されてください。
また、集中力の低下や落ち着かないなどの症状に悩まされるのは、禁煙開始から長くても2~3週間です。あらかじめ仕事が忙しくない時期に開始するのもひとつの方法です。
Q:吸いすぎなければ問題ないというのは本当ですか?
たとえ、1日にタバコ1本だけであったとしても、非喫煙者と比べ肺がんで死亡する確率は2.2倍です。
タバコのパッケージには、「吸いすぎに注意」と書いてありますが、1本でも健康に悪影響を確実に与えます。日本では、その事実を十分に広報していない(むしろ隠していますが)ので、本数が少なければ大丈夫と思う人が多くいます。海外ではもっと厳しく警告しているのが現状です。
Q:タバコを吸った方が頭がすっきりするのですが…?
それは錯覚です。
あなたは一番最初にタバコを吸った時のことを覚えていますか?頭がすっきりしましたか?
ほとんどの喫煙者は、なんとなく吸い続けているうちに、タバコがおいしい、すっきりするという感覚になっていったのではないでしょうか。たしかに、タバコを吸う事は楽しみのひとつであり、いらだつ神経を鎮めたり、間をもたせるなど色々な効用があるように感じます。
でも、それはニコチン不足による症状を、新たにニコチンを取り入れる事によって解消しているだけに過ぎません。
Q:喫煙者でも長生きする人はいるし、禁煙しなくても大丈夫?
喫煙者が全員長生きするわけではありません。
確かに喫煙者でも長生きする人はいます。でも、ただ、運が良かっただけです。喫煙者が全員長生きするわけではありません。
厚生労働省による調査で、男性で40歳以降の平均余命が、喫煙者は非喫煙者に比べ約3.5年短いという結果が出ていました。また、がん研究振興財団の調査結果では、16歳から25歳までにタバコを吸い始めた人が60歳までに肺がんで死ぬ確率は、吸っていない人に比べ15倍も高くなっています。喉頭がんや肺がんになる確率は、吸っている人の方がはるかに高いです。その他、心筋梗塞や肺気腫など様々な病気になりやすくなることがわかっています。
それでも喫煙者で大病をせず長生きしている人は、年末ジャンボ宝くじの1等3億円に当選するのと同じくらいの確率で幸運な人と言えるでしょう。
Q:私は本当に意志が弱いんです。こんな私でも禁煙できますか?
あなたが禁煙できなかったのは、ただ知識(情報)に縁がなかっただけです。
これまでにたくさんの苦労を味わい、いろんな禁煙法を試してきたのだと思います。それでも未だに禁煙することができずにいるのは、単純に禁煙するための“知識(情報)”がなかっただけと理解してください。
先日も、「30年以上吸い続けてきた喫煙者です。」と言っていた人が、3週間後に、「よくわかりませんがあっさりやめれました」という連絡をくださいました。
この方法では、薬やパッチ、その他の禁煙グッズの類を一切使いません。もちろん、医者にも一切頼りません。必要なのは正しい知識を得て、最初の一歩をあなたが踏み出すだけです。
Q:禁煙した後、体重が増えるのは嫌なのですが…?
体重が増えるのは事実ですが、あくまで一時的なものです。
禁煙した約60%の人が、禁煙後半年以内に2kg以上体重が増えると言われています。これは、禁煙中の口寂しさに飴やガムをたくさんとる、タバコで麻痺していた舌の感覚が改善されてごはんがおいしく感じられる、ニコチンによって落ちていた代謝が活発になる、など様々な要因が考えられます。
でも、これはあくまで一時的な事であって、体重が果てしなく増え続けることはありません。また、2kg程度の体重増加なら、タバコによる害に比べてはるかに小さいという報告もあります。
Q禁煙できないのは意志が弱いからでしょうか?
いいえ。禁煙に意志の強さは必要ありません。
これまでは、「禁煙できないのは、その人の意志が弱いからだ」とよく言われていました。しかし、最近では、禁煙したくても出来ないのは意志が弱いからではなく、タバコの依存性(肉体的依存と心理的依存)と習慣性によるものだといわれています。 禁煙を成功させるには、この3つの依存から抜け出すテクニックを身につける事が秘訣になります。
その際、専門家の手を借りてチャレンジするのも一つの方法です。 専門家のアドバイスを聞き、実践すると一人で禁煙にチャレンジするより、禁煙に成功しやすいのではないでしょうか?
Q:軽いタバコなら吸っても大丈夫ですか?
軽いタバコに変えても、体に及ぼす影響は変わりません。
あなたは出来ないと諦めライトタバコやマイルドタバコ、タール1mgのタバコを吸っていませんか?理由は体への害が少ないから?体にとっていいから?
実は、軽いタバコに変えても、体に及ぼす影響は変わりません。
タバコの表示タール値と肺がんの関係を検討した調査によると、タール値が8~14mgの普通の銘柄と0~7mgの低タール銘柄を比べると、低タール銘柄の方が肺がんリスクは高い結果が出ています。
Q:タバコをやめるとどんな良いことがありますか?
禁煙に成功した人達は以下のような効果を実感されています。
【健康面】
・胃の調子がよくなる
・肌が綺麗になる
・顔色がよくなる
・味がわかるようになる
・食事がおいしくなる
・においがわかるようになる
・息切れがしなくなる
・咳やタンが出なくなる
・歯にヤニがつかなくなった
・歯がきれいになった
【その他】
・家族が喜ぶ
・禁煙に成功したことで自信がついた
・火の始末を心配しなくてよくなった
・服にタバコの臭いがつかない
・外出時、喫煙場所を探さなくてすむ
・タバコに縛られない人生を送れる
・集中力が出てきた
・無駄な時間が減り、能率が上がった

禁煙の疑問Q&Aの最終更新日 : 2012-07-01